第1章 始まりの場面
Chapter1 Opening scene
本文です。
目覚まし時計が鳴っている。朝6時10分、シンジは隣に寝ているミカを見た。彼女はまだ、目を閉じて静かに眠っている。今朝は早くから仕事の打ち合わせがある。目を閉じると、奥の方に鈍い疲れを感じた。この仕事も、そんなに続けられるものじゃないな、シンジはそう思いながらベッドから起き上がり、キッチンへ行ってコーヒーを淹れた。

ミカの姿から


ひと晩ふた晩してから見ると、直した方が良いなと思うところが大抵出て来るので、終わったと思って出してから変わるのも絵の常です。言葉の方が、もっと終わりがないですけどね。
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