Spirit / Great Conjunction

Spirit/ The great conjunction

こちらは、2020年の12月下旬から2021年初頭にかけて描いた絵です。

ちょうど木星と土星が見た目上とても近くなるという12月22日でした。

はじめにその木星と土星だけを大きめに絵を描きました。それから、これは画用紙が切り離せるタイプのスケッチブックなのですが、たまたまカフェで描き始めました。普段は、ちゃんと描く時はもっと良い強い紙を使います。でもこれはカフェに持って行ったスケッチブックの紙なので結構薄くて、ずっと重ねて書いていると段々とめくれ上がって来たりします。

初めに真ん中の木と手を描きました。主要なモチーフはそれだけでした。

その後に、外を眺めている女性の姿が加わりました。

その後に、土星と木星、猫、最後のほうにカーブしている曲線が加わりました。

この曲線は、一応Sacred Geometryと言って、神聖幾何学、花とか貝とか、自然の中にある幾何学です。

色鉛筆は、ポスターカラーとか油絵と違って、1発では全く濃くなりません。何度も何度も重ねているうちによくやく濃くなってきます。使っている色鉛筆の質がそこまではあまり良くないということもあると思うので、良い色鉛筆を使ってみたいなと思う今日この頃です。

5時間、10時間、15時間と、1日のうちで描けるときは数時間ずつ描いていくと、やはりある段階から少し説得力が出てきます。どこまで行けば終わりなのか分かりませんが、ここはこれで良しとなるまでは決して急がずに描いていきます。

決して急がないというのが、絵を描くときのポイントのように感じます。やはり焦ったりしていると、いろんなものを見落とします。絵を描くというのは、それとは逆の方向性、という態度もアリです。

そんなんで、この絵は今年初めでちょっと気合が入っていたこともあり、20から30時間くらいだったと思います。

友人のアメリカ人のアーティストの女性がいるのですが、鉛筆だけのモノクロの細密画で、先日絵が出来たのを見せてもらったのですが、1枚に120時間掛かったそうです。やはり、そのくらいの時間を、集中して絵に労力を注ぐので、その繊細な筆跡の集積が見る人に何かを感じさせるのだなと思いました。

ではまた。

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