インドでの水彩画

 

カイラス山・チベット、・2006年

 

チベットを目指して、大阪から船に乗り中国の上海へ行きました。そこから列車に乗り、中国を横断して新疆ウイグル自治区のカシュガルへ行きました。そこは中国ですがイスラムのエリアです。友人と待ち合わせをして、そこから寝台バスに乗って5000メートルの山を越えて西チベットへ入りました。ツアーではなく、ヒッチハイクなどをしながらのバックパック旅行で、キュンルンの遺跡、カイラス山、マーナサローワル湖などを巡って行きました。それからラサまで行き、チベットにいた期間は1ヵ月半くらいでした。

ネパールに降り、インドへ行きました。インドの北のダラムサラの少し奥にあるバグスという場所で絵を描き始めました。同時にギターもまた始めました。インドというと汚いイメージがあると思いますが、そのバグスの奥はヒマラヤへ続いていて、山の上から新鮮な風が吹き降りて来る場所でした。その場所のエネルギーが、何かを作ったりするエネルギーをくれたのだと感じます。そうして、自分の好きに絵を描くという、ずっと忘れていた感覚を久しぶりに取り戻しました。

道具はインドの山奥にあるとても小さな文房具屋で売っているもので、子供用のタバコの箱くらいの大きさの乾いた水彩絵具のセットでした。質の良い絵具ではありませんでしたが、その絵具は結構好きでした。

 

「始まりの女」・インド、バグス・2007・A4紙、水彩絵具

 

「水に浮かぶ花」・インド、バグス・2007・A4紙、水彩絵具

 

「砂漠の涙」・インド、バグス・2007・A4紙、水彩絵具

 

「宇宙の窓」・インド、バグス・2007・A4紙、水彩絵具

 

「Go」・インド、バグス・2007・A4紙、水彩絵具

 

「部屋」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

「ピンクの象」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

「牛」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

「無題」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

「バラナシ」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

「2人の詩人」・インド、バラナシ・2007・A4紙、水彩絵具

 

1番最後のおじいさんの絵は、バラナシでは有名なゲストハウスを日本人の奥さんと一緒にやっていたシャンティさんというインド人です。2017年の1月に亡くなられたそうです。シャンティさんは絵描きであり、詩人でもありました。スケッチを描かせて貰い、大きな木彫の首飾りを掛けていました。それは有名なインドの詩人のタゴールの木彫りで、シャンティさんはタゴールに教わったことがあったそうです。それで、絵のタイトルを「2人の詩人」としました。

 

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